トルコリラのスワップポイントを実践して、はや3年。
あれほど、ポジション管理は大事だと言っておきながら、ロスカットをくらったことも・・・
ロスカットをくらいながらも、トルコリのスワップポイントで、実際資産が増えるのか、試しています。
参考にしてみて下さい。
トルコリラ/円は、20円台です。
15円台の時もありましたが・・・
値が下がり、それに伴い、1日に貰えるスワップポイントも下がってきています。
ただ、最近はトルコの中銀が政策金利を上げたことによって、少しは貰えるスワポが上がってきました。
楽天FXで、1日、1万通貨あたり、95円(2018/11/12)です。
ヒロセ通商で、1日、1万通貨あたり、117円(201811/12)です。
ここ最近で、TRY/JPYのスワップポイントが上がっています。
ただ、アメリカに続き、欧州中央銀行でも、段階的に、量的緩和を年内で終了します。
【リガ共同】欧州中央銀行(ECB)は14日、ユーロ圏の金融政策を話し合う理事会をラトビアの首都リガで開いた。国債などを購入して市中に資金を供給する量的金融緩和政策を段階的に縮小し、年内で終了することを決めた。米国に続き欧州も金融政策の正常化へ向かう。
引用元:共同通信社
これにともない、ますますトルコ(新興国市場)から投資資金が流失すると、トルコ中銀の更なる利上げもあるかもしれません。
そうなると、トルコリラ/円のスワップポイントも期待できます。
スワップポイントでプラスになるのか?
スワップポイントを貰えると言うのは本当です。
トルコリラを保有しているだけで、1日100円近く貰えます。1万通貨保有していた場合です。
1万通貨保有するのに必要な証拠金は1万円程です。
1万円程をFX口座に入れて、TRY/JPYを買っておくと、毎日約100円貰えます。
1と月3000円、1年36,000円です。
1万円程拘束されているだけで、1年で36,000円になるんです。
ただ、ここには「リスク」もあります。
まず第一に、トルコリラはインフレ通貨だと言うこと、インフレ通貨と言うことは、価格が下がる通貨と言っても過言ではありません。
3年前のTRY/JPY52円だったのが、今ではTRY/JPY20円です。
1万通貨保有していたら、52万円だたものが20万円に、スワップポイントを毎日100円貰っても、2年で72,000円、そもそも値下がりが32万円なので差し引き248,000円の赤字です。
ただ、価値が0円になることは考えられないので、この20円を維持して、あと7年も経てば、プラスに転じます。
何を言いたいかというと、トルコリラのスワップポイントを狙う場合、長期で保有し続けることを前提に考えなければいけません。
為替差損(値下がり)は事前に、おりこんでおかなければいけません。
そう考えると、1万円ちょっとの証拠金と言うことは、ありえません。
Fxには、証拠金維持率と言うものがあって、それを下回ると、追証、ロスカットが待っています。
このルールがわからない方は、そもそもFxに手を出すべきではありません。
ルールとリスクを正しく理解していないと痛い目に合うだけです。
トルコリラ/円で、スワップポイントを狙うにあたっての「リスク」についても、詳しく書いていますので、こちらの記事トルコリラを始めようと思った時に確認すべき【リスク】も参考にしてみて下さい。
では、実際に、トルコリラのスワップポイントを実践してどうなったかと言うと、
出典元:ヒロセ通商
ヒロセ通商で2016/11/09に31.883円で保有した分が、2018/06/17時点で、23.342円で為替差損が85,410円で、スワップポイント53,398円です。
差し引き32,012円のマイナスです。
では、それよりも前に持ったポジションはと言うと、
出典元:楽天FX
楽天FXで2016/07/18に35.630円で保有した分が、為替差損123,040円、スワップポイント53,555円で差し引き69,485円のマイナスになっています。
スワップポイントよりも、為替差損が上回ると、こうなります。
そうなっても、ロスカットを受けないためには、証拠金を余裕をもって入れておく必要があります。
ちなみに、TRY/JPYが29円の時に、29万円証拠金に入れて1万通貨買ったとします。レバレッジ1倍です。証拠金維持率2,500%です。
通常、証拠金維持率100%を下回ると、追証、50%を下回るとロスカットです。
スワップポイントでプラスになるために必要なこと
それは、絶対にロスカットの合わずに、長期に保有し続けることです。
日本円が低金利通貨で、トルコリラが高金利通貨である以上、プラスに、いずれは転じます。
実はもう一つ、保有している口座の会社がスワップポイントを、つけてくれている以上です。
結構盲点なのですが、スワップポイントは各社温度差があります。
キャンペーンをうたって、いっぱいつけてくれるところもあれば、それを狙って、口座を開いて、TRY/JPYを保有したはいいが、キャンペーンが終わったら、どこよりもスワポが安かったなんてことも・・・
まとめ
スワップポイントは、リスク、仕組みを理解して取り組むのであれば、リターンは大きいように感じます。
ただ、Fxのルールを知らないようでしたら、詳しく説明したサイト などを読んで、勉強してから取り組むことをおすすめします。
トルコリラのスワップポイントは、FX会社によって、つけてくれる金額に差があります。
トルコリラ/円の、買いスワップを高くつけて、おすすめなのは、私も使っているヒロセ通商 がおすすめです。
追記
一番最近の楽天FXでのスワップポイント状況です。(2018/11/14)
出典元:楽天FX
スワップポイントは、高くなったこともあり、貯まるスピードは速くなってはいますが、為替差損が大きいです。
ここ最近の流れで、トルコリラが上がって行ってくれれば良いのですが・・・
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