総務省のSNSに関する白書によると
少し古いデータにはなるが、24年と25年を比較したデータでここでわかるのは、LINEの伸びと、若年層以外の年代でも利用が一般化しつつあること。
参照元 総務省 情報通信政策研究所 平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査<速報>
こちらのデータは最新の27年度のものです。
参照元 総務省 SNSの利用率
どちらのデータをみても、LINEの伸びと、年代別の利用状況は格別です。
そして、LINEは他のSNSと比べてもアクティブ率がとても高いです。
※SNSは登録しても使われない(見られない)こともあります。
LINEのアクティブ率が高いということは、登録者数も多く、実際に使われている(見られている)SNSということです。
実際の数値については、それぞれのSNSの紹介のところで述べます。
LINEはビジネスにどう活かせるか?
国内ユーザー数:5200万人(2014年7月)
月間アクティブ率:90.6%
ビジネス利用では、
LINE@があります。
「LINE@」は、店舗や施設向けの、LINEを使った集客サービスです。店舗や施設から直接、LINEを通してお客様へ、トークでメッセージや画像、クーポンやセール情報などを届けることが可能です。チラシやメルマガなどと比べて、内容をきちんと見てもらえる確率が高く、また実際に店舗へ足を運ぶなどのアクションに繋がりやすくなる点が特徴です。
料金プラン
LINE@では、無料プランと有料プランの2つのプランがあります。
それぞれメッセージ配信通数(※)により月額費用が変動します。
月の総配信数が1,000通までの場合、無料で利用でき、1,000通を超えて配信をする場合は月額5,400円(税込み)の有料プランがあります。
月の総配信数が50,000通を超える場合は別途1通あたり1.08円(税込み)の費用がかかります。
参照元 LINE@
導入事例
LINE@のメッセージを送って、最大50万円の売上が上がった。
「LIP SERVICE」の事例
女性向けのファッションブランド「LIP SERVICE」では、定期的にセールを実施しLINE@を通じて6万数千人の「友だち」に告知しています(2014年1月現在)。
LINE@の規約があるため、セールはリアル店舗とECサイトの同時開催になります。
詳しい内容は非公開ですが、例えば、セールを告知するとECサイトでは、1アイテムの売り上げが概ね20万円、良いときは50万円に達することもあるといいます。
これまでLIP SERVICEでは、公式サイトのほか、FacebookやTwitter、メルマガ、ブログなど、全方位でネットを活用してきましたが、LINE@の費用対効果の良さに驚いているそうです。
参照元 LINE@でお店をPRする方法:LINE@は、売り上げ増に直結する強力なネット戦略
LINE@登録時にクーポンをつけることで、客単価アップ!
「ピーチ・ジョン」の事例
女性向けの下着を中心するファッションブランド『ピーチ・ジョン』は、LINE@の「友だち」登録時[email protected]�という成果を上げています。
「LINE@登録で、5000円以上お買い上げの方は500円OFF」と案内をすることによって、もう1点をお買い上げしてくれるそうです。
こうしたことにより、顧客一人当たりの単価は上がっているそうです。さらには割引クーポンのみならず、チラシを直接お客様に渡すことでLINE@の登録数が急激に伸びたようです。
参照元 LINEビジネス活用|10の事例で見えた成功パターンの秘訣
お得なメッセージ配信で、新規顧客の再来率は2倍に!
「Lani hair」の事例
人気サロン「Lani hair」では、LINEでお得なメッセージを配信したことで、新規顧客の再来率が2倍へと飛躍を遂げました。
その内容とは、空席の目立つ「平日13時」に「本日限定トリートメントサービス/パーマ・カラーのお客さま、話題のオイルのトリートメントを無料で施術」というメッセージを送るというもの。すると、4時間のあいだに5名ものお客様が来店されたそうです。
また、新規顧客の3ヶ月以内の再来数が8人から16人という2倍にまで伸びました。
参照元 LINEビジネス活用|10の事例で見えた成功パターンの秘訣
Facebookはビジネスにどう活かせるか?
国内ユーザー数:2,400万人(2014年11月)
月間アクティブ率:53.1%
ビジネス利用では、
Facebook広告があります。
Facebook広告は1クリック辺りの単価が非常に安い
上手に運用を行う事で1クリックあたり数円~十数円で運用が可能です。
あなたがFacebookを始めた際
・名前
・年齢
・住んでいるところ
・恋愛対象
といった個人情報を入力したと思います。
その個人情報がすべてFacebook広告の ターゲット設定で利用されています。
そのため非常に精度の高い広告配信が可能となっています。
料金プラン
Facebook広告は予算が1日100円~配信できます。
設定した予算に達した場合は
その時点で広告の配信がストップします。
100円から使えるので缶ジュース1本から
配信できる広告と言っても過言ではありません。
Twitterはビジネスにどう活かせるか?
国内ユーザー数:1,980万人(2014年6月)
月間アクティブ率:60.5%
ビジネス利用では、
Twitter広告があります。
興味関心、地域、性別、端末、フォロワーに似たユーザーに基づいてターゲティングを行い、適切なオーディエンスにリーチします。また、ユーザーのツイートのキーワードを利用してターゲティングを行い、メッセージの関連性を最大限に高めます。
料金プラン
支払いは、ユーザーがアカウントをフォローしたり、プロモツイートのリツイート、いいね、返信、またはクリックを行ったりしたときのみ発生します。いつでも開始、終了できるため、自分で完全に管理できます。
フォロワーあたりの料金はオークション制で決まり、最低金額は40円から、目安としては80~100円くらいとのことです。
SNSを「ビジネスチャンス」と思えるかどうか。(まとめ)
私は、大変な「ビジネスチャンス」と思っています。
このSNSというのは、歴史が浅くこれからの「モノ」です。
ですので、日々変化しています。
変化と言うのは、広告のルールだったり、広告の出るタイミングだったり、、、
どんどん良くなり、「必要な人」に「必要な情報」、「必要な物」をお届けできるようになっています。
SNSをビジネスに活かす、もっと詳しいハウツーはこの本に書かれています。
どんな本かは、書籍レビューで書いています。
ソーシャルメディア(SNS)の活かし方
チラよみ
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これからは、モノがインターネットにつながる時代です。(IOT)
これの詳しくは、IOTとAIによってもたらされる近い未来(冷蔵庫は購入するものではなくなる?)で書いています。
これによって、SNSは「必要な人」に「必要な情報」、「必要な物」をお届けする最高のツールになっていくことと思います。。。