副業

副業が何かと話題になった「2018年」、2019年は、副業「実行」の年になることと思います。

副業と言っても、アルバイトや、クラウドソーシングのような労働所得もあれば、ストックフォトやアフィリエイト、株の配当や、アパート(マンション)オーナーのような不労所得もあります。

昨年、LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略と言う本が流行ったせいもあってか、副業も、不労所得を作れるものが人気です。

ストックフォト

写真素材のピクスタ

ストックフォト

リスク 1.0
リターン 3.0
難易度 3.0

難易度は、フォト(写真)だけであれば何にも難しいことはありませんが、動画などをアップしていこうと思うと、少し難易度は上がります。

レビュー

まず、ストックフォトとは、写真素材のことで、ストックフォトサイトとは、写真素材などを扱ったサイトのことです。

雑誌やWEB広告、ブログのアイキャッチ画像など、写真を使いたい人が、ストックフォトサイトで写真の使用権を購入して、写真を使うことができます。

そのストックフォトサイトに、写真や動画などの素材を提供する人(コントリビューター)になると、不労所得を得られるようになります。

ただ、これはストックフォトに限った話ではありませんが、不労所得にするまでが、大変です。

作業をいくらしても、最初のうちは、ほとんど収入を得られません。

ストックが増えるにつれて、収入は増えていきますが、最初のうちは全くと言っていいほど、収入に結びつかないので、ここで心が折れて去っていく人がほとんどです。

労働所得のように、作業をこなせばこなすだけ、収入を得られるわけではありません。

クラウドソーシング「ランサーズ」 などには、在宅で、パソコンさえあればできる仕事が山のように出ていますが、あくまでも労働所得で、不労所得にはなりません。

ただ、労働所得であれば、ストックフォトのように、最初のうちは全く収入に結びつかないと言うことはないので、合わせて取り組んでいくのも良いかもしれません。

ストックフォトは、写真や動画、イラストなどストックがたまってくると、毎日のように不労所得が発生するようになってきます。

ストックフォト

出典元:写真素材【PIXTA】

写真素材【PIXTA】 だと、1クレジット108円交換なので、Full HDの画像が28クレジットなので、1動画Full HD画質で売れて、3024円です。

他のストックフォトサイトだと、4K動画素材がアップ出来て、4Kの大きさで売れると、10,000円ちょっとになります。

ストックフォト

出典元:Adobe_Stock

写真は、サイズや買ってくれた方が、単品購入か定額制かなどで、コミッション率は変わってきますが、1枚売れて、25円~1,000円程です。

だいぶ幅はありますが、定額制でのダウンロードが多いので、おおむね0.25クレジットです。

ストックフォトサイトは、日本の会社では、写真素材【PIXTA】 が、有名ですが、海外には、アドビストック、シャッターストック、アイストックフォト、モーションエレメントなど、たくさんあります。

同じ写真や動画を、他のサイトでも売れるので、いくつかに登録することをおすすめします。

私も複数のサイトに登録していますが、面白いことに、ストックフォトサイトによって、売れ筋のジャンルの写真や動画素材が違ったりします。

他のストックフォトサイトでは、落とされた素材も売れたりします。

ただ、あまりにも多くのストックフォトサイトに登録しようと思うと、作業が大変になってきます。

タイトル付けにジャンル分け、特にタグ付けと、やることは、ことの他あります。

最近は、自動でタグ付けなど、してくれるようになってきてはいますが・・・

このような単純作業を、クラウドソーシング「ランサーズ」 に仕事を「発注」して、外注する方法もあります。

そうすることによって、写真や動画撮影、それらの加工など、クリエイティブなことに専念できるようになります。

ストックフォトサイトに登録をお考えなら、まずは、写真素材【PIXTA】 をおすすめします。

海外のストックフォトサービスの方が、利用者が多い分、売れるのですが、最初の設定、アメリカの「W-8BEN」(税関係)等、ちょっとややこしい所があります。

ストックフォトサイトの登録のところや、売れる写真や動画のことに関しては、また書こうと思います。

不労所得を作れる副業なら、このストックフォトは良いように思います。

ただ、ストックフォトは、簡単で、参入障壁が低い分、写真の単価が下がってきたり、同じような写真が既に存在していたり、結果は簡単にはでません。

しかし、これから、5GやIOT、AIの進歩によって、デバイスが、スマホやタブレットパソコンなどから、すべてのモノ(車や冷蔵庫など)になってくると、今までネットには「参加」していなかった人まで、生活の中で、ネットに参加してきます。

ネットの広告はもちろんですが、ネット上の「コンテンツ」が今まで以上に重要視されるようになります。

そこには、写真、これからは動画素材が欠かせません。

インスタグラムが動画を1時間までアップできるようになりました。

今後、動画の縦素材の需要も増してくると思います。

必要とされる素材も、どんどん変わってくるので、まだまだチャンスはあると思います。

アフィリエイト

カンファレンスバナー

アフィリエイト

リスク 2.0
リターン 4.0
難易度 4.0

ストックフォト同様、不労所得となるまでが、大変です。

レビュー

アフィリエイトとは、簡単に説明すると、自分のブログやサイト、You tubeチャンネルなどに広告を貼って、その広告収入を得ると言うものです。

広告収入と言っても、広告をクリックしただけで収益が発生するものから、口座開設や資料請求された時点で収益が発生するもの、広告の商品が売れたら収益が発生するものなど様々です。

そんな広告を扱っているのが、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)で、そこに登録することによって、様々な広告を扱えるようになります。

有名なところで、afb(アフィb) や、A8.net があります。

最近では、広告主である事業者自身が、アフィリエイトプログラムを提供するところが増えてきています。

そんな広告を使って、ブログやサイト、You tubeチャンネルの収益化を図っていくわけですが、まずは「集客」できるブログやサイト、You tubeチャンネルを作らねばなりません。

それを作れずに、収益化できず、ほとんどの人は去っていきます。

不労所得化しようと思ったら、それなりの時間と、作業が必要になります。

作業に関しては、ストックフォトのところでも書きましたが、クラウドソーシング「ランサーズ」 などに外注して、時間を買うことはできます。

ただ、作業(記事作成や、サイトデザイン、動画作成など)を外注するのは、ある程度経験を積んでからでないと失敗します。

ある程度経験を積まないと、的確な指示が出せません。

ここでは、それぞれの作り方を詳しくは書きませんが、ブログにしろ、サイトにしろ、You tubeチャンネルにしろ、訪れた人に「価値」を提供できれば「集客」はできます。

価値を提供するとは、面白いYou tubeチャンネルであれば、楽しい時間といった「価値」を提供しますし、ブログで、商品のレビュー記事を書くのであれば、その商品を検討している人に比較検討の材料という「価値」を提供していますし、ハウツー系のYou tubeチャンネルや、サイトであれば、問題解決と言う「価値」を提供しています。

一言で言うと、中身が大事と言うことです。

アフィリエイトサイトや、ブログを作るうえでの注意点がひとつ。

自分の得意なジャンルで、アフィリエイトでき、なおかつ、高単価な案件を狙って、作っていくことと思いますが、ずっと、その広告があるとは思わない方が良いです。

最近あったことで、有名なアフィリエイト案件で、私もその広告を扱っていましたが、そこの会社が「上場」するタイミングだったからだと思いますが、突如「見直し」をかけるとのことで、広告が扱えなくなりました。

ぽつぽつと出ていた商品だったのですが、

アフィリエイト

出典元:afb(アフィb)

私は、この商品に特化したサイトを作っていたわけではなかったので、そこまで気にはなりませんが、この商品のアフィリエイトに特化したサイトを、よく見かけたので、そのようなサイトは大変だったと思います。

楽天アフィリエイトにも商品が出ていたので、現在そちらに切り替えていますが、afb(アフィb) の時は、商品購入の約10%、楽天では1%が報酬なので、以前は1つ売れて手にできた報酬が、今では10個売らなくてはなりません。

また、アドセンスにも広告は良く出ているので、アドセンスに切り替えることも出来はしますが、どっちにしろ、収益減は否めません。

何が言いたいかというと、特化型のサイトだと、広告主の都合で、せっかく作り上げてサイトが、いきなり収益をうまないものになる可能性があります。

アフィリエイト自体は「集客→教育→販売」をネット上で完結できるので、コンテンツ(ブログやYou tubeチャンネルなど)は変わっていくかもしれませんが、まだまだ可能性はあると思います。

株 Fx

株 Fx

リスク 5.0
リターン 4.0
難易度 5.0

株 Fxと言うと、売買による差益を狙う取引を思い浮かべる人が多いと思います、スキャルピングや、デートレードなど、ただ、それでは、神経使って、時間を拘束されて、労働所得です。取引方法によっては、不労所得を作り出せます。

レビュー

取引方法にもよりますが、株やFxは「ハイリスクハイリターン」です。

ここでは詳しく書きませんが、リスクや、ルールについて、詳しく理解していないようだと、手を出さない方が良いです。

株で不労所得を得るには、配当があります。

この方法は、昔からあるので、知っている人は多いと思いますが、まとまった額の配当を受けようと思ったら、相当数の株を持っていなくてはいけません。

配当を付けてくれなくなったり、株価が下落したり、いきなり倒産して、株が紙くずになってしまうリスクはあります。

ただ、経済に詳しくて、手持ちの資金が潤沢にあるようだと、配当狙いは、そんなにリスクが高いように思いませんので、不労所得を作るには、手っ取り早い方法です。

Fxでは、現在シストレと言うものがあります。

「システムトレード」、プログラムを組んでおくと、自動的に売買をしたり、売買を繰り返して、利益を積んでいってくれます。

システムトレードを扱っている会社の中には、世界中の優秀な人が作ったプログラムを、そのまま使えるようにしているところもあります。

実績も公開されていたり、相当数のプログラムがでているので、選択肢は多いです。

ただ、プログラムが、現在の市場動向にあったものであれば、利益を自動で積んでいってくれますが、市場動向を見誤り、合わないプログラムを選んでしまうと、損を積み上げていってしまいます。

自分が、現在の市場動向を的確に判断できるかが、カギになってきます。

あと、どのような条件の時に売買を繰り返すのか、どこまで「耐えられるか」など、プログラムについても詳しく理解しておく必要があります。

そこを理解していないと、市場で急変があった時に、シストレを中止しないといけないのか、急変があっても、そのまま稼働させておいて良いのかなど、判断ができません。

シストレは、一方向に向かうような市場動向の時は、特に力を発揮し、不労所得を生み出してくれます。

シストレ以外にも、Fxではスワップポイントを狙った取引で、不労所得を得ることができます。

スワップポイントとは、2国間の金利差によってFx会社が付けてくれる、株で言うところの、配当のようなものです。

配当と違い、毎日もらえます。

休みの日の都合で、まとめて数日分付けてくれたりはしますが、毎日発生します。

スワップポイントの金額は、日々変化します。

トルコリラ/円の買いスワップで、現在、Fx会社によっては、1万通貨あたり、100円程毎日付けてくれます。

トルコリラ/円を1万通貨保有するのに必要な証拠金は、現在9,000円程です。

90,000円の証拠金を入れて、10万通貨保有していたら、毎日1,000円のスワップポイントが貰えます。
※スワップポイントの金額は変動します。

ひと月30,000円、一年で360,000円の不労所得です。

ただ、スワップポイント狙いの場合、スワップポイントの高い、新興国通貨が候補なりますが、基本的にインフレ通貨なので、価値は下がっていきます。

しかも、このところの、アメリカの利上げによって、新興国から投資資金が出て行って、下げに拍車がかかっています。

トルコリラ/円も2年程前に40円程度だったのが、現在20円になろうかと言うところまで来ています。

10万通貨保有していたら、400万円だったものが200万に下がったと言うことです。

為替差損が200万円なので、二年間スワップポイントが変わらず100円だったと仮定して、約76万円のスワップポイント、差し引き124万円の赤字です。

ただ、トルコリラ/円は、ずっと下げ続けてはいますが、一年単位では、値を上げた年もありました。

そうなれば、為替差益にスワップポイントに、ダブルでプラスです。

ただ現在、新興国通貨にとって、流れが悪いのは間違いありません。

2年程前からトルコリラ/円のスワップポイントの結果もトルコリラのスワップポイント実践記 で書いているので、参考にしてみて下さい。

スワップポイント狙いでFxをする場合、スワップポイントを高く付けてくれるFx会社を選ばなければいけません。

Fx会社によって、だいぶ差があります。

私は、ヒロセ通商 を使っています。

スワップポイント狙いでFxしようと思ったら、最低限のルールやリスクについて理解してから、始めることをおすすめします。

不労所得どころか、大きく損を被るかもしれません。

不労所得の作れる副業(まとめ)

ひと昔前まで、不労所得と言えば株の配当や、マンションオーナーなどでした。

ネットの登場で、株やマンションオーナーのように、まとまったお金や、大きな借り入れをしなくても、不労所得を作ることが出来るようになりました。

ストックフォトをしていると、ストックフォトサイトによっては、どこの国で販売されたかもわかるサイトがあります。

ネットのおかげで、個人で「価値」を世界中の人に提供できる時代です。

これからも、不労所得の作れる副業は、いろいろ出てくることと思います。

最初に紹介したLIFE SHIFT(ライフ・シフト)にも書かれていましたが、学生時代に習得したスキルだけで、定年を迎えられる時代は終わったように思います。

いろんなことに挑戦して、スキルを獲得し、ついでに不労所得まで作れれば、老後も安心かもしれません。