センスとは、男の生き様である
ユーモアのセンスはリーダーシップに必要なものであり、処世術であり、物事を上手く運ばせる方法である。 アイゼンハワー(第34代米国大統領)
洗練されたセンスはまず直感により生み出されたあとは、育ててやらなければなりません。 サラ・バン・ブラナック(米国の著述家)
趣味というものは、中級品ではなく、最も優秀なものに接することによってのみつくられる。だから、最高の作品しか君には見せない。 ゲーテ(ドイツの詩人・小説家・劇作家)
なぜ年収3000万円の男はセンスにこだわるのか?書籍の紹介です。
正直、年収3000万円の方をあまり知らないので、何とも言えませんが・・・
年収3000万円といえば、何か「ビジネス」をされて成功されている方だと思います。
ネットやリアルビジネスでもそうですが、成功されている方が、メディアに出てきているのをみると確かに「センス」が良い人が多いように思います。
この本に書いてある「センス」とは、なにも見た目だけではなく、内面からにじみでてくる「美意識」のことが書かれています。
私は、年収3000万円の方は存じ上げませんが、この本の著者臼井 由妃さんはコンサルタントの仕事を通じて年収3000万円を超える「エグゼクティブ」800人以上と交流してきたという方なので、説得力が違います。
なかなかそんな「エグゼクティブ」とはお知り合いになれないので、「へぇ~」という内容も多かったです。
なぜ年収3000万円の男はセンスにこだわるのか?(もくじ)
Chapter 1 立ち居振る舞いと身だしなみは「余裕・大人・素敵」がキーワード
- 「ローストビーフ」に群がる男は、その他大勢から抜け出せない
- 一瞬の微笑みで人を魅了するが、満面の笑みは見せない
- 男の香りはイメージ戦略、味方を増やす切り札である
- 喫煙は「時間」を奪う盗人であると気づいている
- スタイルが悪くても「スタイリッシュ」に魅せる
- 趣味は「美術館めぐり」。男の値打ちはこんなところにも
- 腕時計は5分進めておく
- エレベーターの「閉」ボタンは押さない
- チェックアウト前に掃除をする人は出世する
- なぜ「エグゼクティブ」はじゃんけんに強いのか?
- おしゃれの基本マインドは「清潔感」。余計なリスクは負わない
- 男の下着は「戦闘服」であると知っている
- 「エグゼクティブ」のオーラは靴下からただよう
- トラブルの時こそ最前線に立つ
- 頼れる男は非力でも重いものを運ぶ
- ささいなことでも「一番」を目指す
- 「To-Doリスト」を捨てて、「To-Beリスト」を大切にする
- 年齢とともに「遊び時間」を増やしていく
Chapter 2 人間関係は「間」が命 会話も「間」が勝負
- プレゼントは「消えもの」を。置き時計や絵画は気配りの押し売り
- 記念日でもない日に、「プチプレゼント」を贈る
- パーティでは、「壁の花」に水をあげる
- 「ファーストネーム」でさり気なく相手の心をノックする
- おごる時は絶対に恩を着せず、おごられる時は全力で感謝する
- 金曜日の夜は「アポ」を入れない
- 一流の男は130円で評判を得て、二流の男は130円で評判を失う
- 話の長さと年収は反比例する
- 「エグゼクティブ」はもの言わない電柱にも挨拶する
- 一流の男は「が」を使い、二流の男は「で」を使う
- 時間がないからこそ、「お礼メール」はその日のうちに
- 一流の男は目標を「完了形」で言葉にする
- 自己アピールや独自性に固執せず、あえて「有能な歯車」になる
Chapter 3 「食」を制する者は「仕事」を制する
- 会食に余計な思想は持ち込まない
- 一流の男は「美味しい」とだけ言い、二流の男は「食通」を気取る
- 「とりあえずビール」とは言わない
- 一流の男は「空腹ゲーム」で仕事の効率を上げる
- 食事をする時は姿勢を正し、歩く時には背筋を伸ばす
- 接待する時には話題の店ではなく、「行きつけの店」から選ぶ
- 飲めなくても「酔えます宣言」で場を盛り上げる
- 商談をまとめるために、あえてカラオケに行く
- 周囲があきれるぐらいの「健康オタク」である
- ハンバーグよりもヒレステーキ、ちらし寿司よりも握りを選ぶ
- 体重計は無視しても、「異性の視線」は意識する
- 食わず嫌いは視野を狭め、人付き合いを狭める
- 一流の男の魅せるマナー、二流の男の幻滅するマナー
- 食品表示は健康を保つ「処方箋」。しっかりチェックする
- ランチを「嫌いな人と食べる習慣」で、スリムな体と情報を手に入れる
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なぜ年収3000万円の男はセンスにこだわるのか?(まとめ)
まえがきに書いてあることですが、
「成功したい、できる男になりたいとスキルを磨くのも必要なことですが、それは多くの人がやっています。スキルで差をつけるには、大変な努力と時間が必要です。そしてスキルを磨き優秀な人になっても、上位1%にも満たないトップやリーダーに昇りつめるには「エグゼクティブのセンス」が、必要なのです。」
まさにその通りだと思います。