「かっこいい」スーツの着こなしはセンスではなく「ルール」に従うだけ!
あなたも、人のスーツ姿をみて、「おっ」かっこいいと思ったことがあるのではないでしょうか?
「ない」、もしくはこれから社会に出ていく方には、一度、伊勢丹や、紳士服「ブランド」の男性店員さんを観察してみて下さい。
気づくはずです。
「かっこいい」スーツ姿に、顔は関係ない!
そして、高いスーツだからかっこよく見えるのではないことに。
なぜ、「かっこよく」みえるのか?それは、ある「ルール」に沿ってスーツを着ているからです。
この「ルール」に沿ってスーツを着れば、体形や身長に関係なくかっこいいスーツ姿になれます。
逆に「ルール」を無視してスーツを着ると、どんなに高級なスーツでも、ダサくなります。
「ルール」といっても難しいものではありません。
色、形、素材、、といった誰にでも理解できる、そしてすぐに実行できるものばかりです。
その5つのルールをご紹介します。
人は見た目が9割、かっこいいスーツ姿になれば周りからの評価も、そして、運気も上がってきます。。。
ルール1
色
色は、3色まで。
これは、全身でスーツの色、シャツの色、カバンや靴、ベルト、ネクタイ、これら全部含めて3色以内に収めるのがかっこよく見えるコツです。
この写真のように、シャツは白、スーツ、ネクタイはネイビー(ブルー)、ベルトは黒。
靴とカバンは映っていませんが、ここでは靴とカバンは、黒が正解。
どうでしょうか、3色です。
ここで、カバンと靴が茶系だと一気に「ちぐはぐ」な印象になります。
靴、カバン、ベルト、革物は色を統一するのが、コツです。
黒か、茶系での統一になります。
出来れば、普段は見えない名刺入れや財布、ペンケースなども、色を統一しておくとなお良しです。
ネクタイの色については、プレゼンの時などは情熱の赤、謝罪の時は、クールダウンの青など言われますが、普段はスーツと同系色にしておくと間違いないです。
ネイビースーツ(ブルー)なら、ネクタイもネイビー(ブルー)グレースーツなら、グレーのネクタイ。
スーツは、ネイビーかグレーが基本なので、ネクタイも「いろんな色」の物を買うのではなく、ネイビーかグレーの物を中心にそろえると無駄がないです。
特にネクタイは、いろんな色の物を揃えがちですが、無駄になることが多いです。出番が少なくて。
最近は、カバンにネイビーをチョイスする人も増えていますが、そうするとベルトや靴もネイビーか?という話になります。
もちろんネイビーで揃えることはできますが、革物のビジネスの基本は黒か茶系なので、ルールをマスターするまでは、基本に忠実が間違いなしです。
ルールを理解したうえでの、ルール破り(崩し)は、おしゃれです。
ルール2
形
形の中でまず「柄」ですが、柄は1つまでです。
この写真の人は、スーツが細かいチェックで、ネクタイも細かいチェック、ベルトもメッシュで、細かいチェックです。
どうでしょう、柄は「細かいチェック」1つです。
こうゆうことです。
よく、スーツはストライプ(縦線の入ったスーツ)、ネクタイはドット(水玉)で、シャツはチェックの方などいますが、柄が3つも入っています。
ちぐはぐな印象になります。
おすすめは、柄はとりいれない(無地)が、スマートです。
シンプルイズザベストです。
あと、スーツの形は細かく分類すると、色々ありますがシンプルにいうと、シングルかダブルです。
はじめは、シングルです。
間違いありません。
ダブルは上級者向けです。
ダブルに決まりはありませんが、新入社員などが着ていくと、年配の人には「生意気」に映る場合があります。
損になります。
もしダブルを選ぶにしても、今はスマートなダブルが主流です。
大き目なダブルを着ると、バブル時代の人になってしまいます。
シャツの形としては、襟に種類があります。
ネクタイを外すことが多くなった(クールビズ)ので、ボタンダウンが多くなりました。
ボタンダウンだと、ネクタイを外した時の襟の納まりが良いです。
が、元々はボタンダウンはカジュアルです。
ですので、ワイドカラーをおすすめします。
私は、ポケットなし、後前立て、ワイドカラー、無地、ロイヤル仕立てで、作ってもらいます。
オーダーメイドでも、1万円もしません。
自宅で洗濯をするなら、綿100ではなく、イージーアイロンの物をおすすめします。
綿100は、アイロンでシワを伸ばすのも大変ですし、着ていてもすぐにシワが入ります。
靴の形ですが、わからないうちは、紐靴のストレートチップ、内羽根、黒、これであれば、ビジネスからフォーマル(冠婚葬祭)まで大丈夫です。
最近では、ダブルモンクも人気です。
ダブルモンクは、紐靴ではありませんが、フォーマル度は高い靴です。
カバンの形は、ビジネスならブリーフバックです。
ただ、持ち物の量は仕事によって一概には言えませんが、、、
革製でシンプルなデザインの物が良いです。
最後は、「シンプル」に行きつきます。
あと、すべての物はジャストフィットで着る(履く)ことです。
少しでも、大きかったり、小さかったりしてはダメです!
あくまでもジャストフィットです。
ルール3
素材
素材は良いにこしたことはありませんが、大事に着る(持つ)ので。
ただ、高級素材ではなくても、上記のルールさえ守っていれば、問題ありません。
素材や、縫製が良いと、「立体的」になります。
縫製が良いスーツは、胸板が厚く見えるように、自然と着た時に胸板部分がふっくらします。
上記の写真のように、ネクタイピンを使って、胸板部分をふっくらみせることもできます。
ネクタイをすこし持ち上げたような留め方をするのです。
これで、胸の部分のふっくら感が出せます。
ネクタイピンの使い方は、ネクタイが動かないようにするのではありません。
胸板が厚く見えるようにするのです。
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シャツの素材については、形のところで述べているので、詳しく書きませんが、綿100を着るのなら、その都度クリーニング屋さんに出すのが、正解です。
ルール4
しわ
スーツ、シャツのシワはNGです。
あるだけで、残念になります。
日頃のお手入れで、改善できます。
スーツは毎日同じ物は着ない。
帰ってきたら、しっかりとした形のあったハンガーに吊るし、ブラシをかけ、シワが酷いようなら、スチームをあてておく。
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シャツは、着る前にアイロンがけをする。
靴は、シューキーパーを入れる。
毎日同じ靴を履かない。
カバンは、くたびれてきたら買い替える。
人は、見た目が9割です。
それほどシワの管理は大切です。
上級者になると、自分の顔のシワの管理もしています。
年齢を重ねるとどうしても出てくる顔のシワ、顔のシワにも良いシワ、悪いシワがあります。
ここでは述べませんが、上級者の顔には良いシワが刻まれています。
ルール5
臭い(香り)
ここまで来たら、あと1歩です。
最後に匂いの管理ですが、どんなに上記のことができていても、臭かったらいっかんの終わりです!
それほど、匂いの管理は重要です!
逆に、良い香りをまとっていれば、かっこいいスーツ姿の完成です。
まとめ
人は見た目が9割、上記のルールに従いスーツをまとったら、きっとあなたに対する周りの評価も違ってくることと思います。
そして、目には見えない香りまでコントロール出来れば完璧です。