ダイエットに糖質は・・・脂肪より悪かった。

ダイエットに糖質と脂肪

１０年前の常識では、ダイエットの敵は・・・「脂肪」。

今の常識では、ダイエットの敵は間違いなく「糖質」です。

あんなに、脂肪分カットなんて商品があったのに・・・

健康面からみても、脂肪（コレステロール）は、悪いものではなく、むしろコレステロールは高いほうが良いという意見も。

昨日のためしてガッテン！では糖質制限ダイエットの特集をしていました。

内容は、

「糖質」と「脂肪」どちらもエネルギーに変えられ燃焼されることは、あなたも知っていると思います。

これは、体内のミトコンドリアが糖質や脂肪をエネルギーへと変えてくれるためで、そのミトコンドリアは２０億年前に糖質をエネルギーに変えられるようになり、その後、脂肪をエネルギーへと変えられるようになったためです。

そのため、まずは体内に糖質があるうちは糖質をエネルギーに、そして糖質がなくなると脂肪をエネルギーに変えてくれる。

だから、体内にいつまでも糖質があると痩せられない・・・

だから糖質制限しようという内容だった。

そして、糖質制限ダイエットをした人は痩せていた。

糖質の「やばい」ところ

糖質と甘味は脳内報酬系を刺激する

糖質も甘味も薬物依存と同じ作用をすることが動物実験などで明らかになっています。快感を求めて甘味や糖質の摂取を求め、次第に摂取量が増え、摂取しないとイライラなどの禁断症状が出てきます。ラットの実験で、コカインよりも甘味の方がより脳内報酬系を刺激するという結果が報告されています。つまり、甘味はコカインよりも中毒（依存性）になりやすいという実験結果です。砂糖の多い食品や飲料の過剰摂取は甘味による快感によって引き起こされ、これは薬物依存との共通性が指摘されています。そこで、甘味による依存性（甘味中毒）と薬物に対する依存性（薬物中毒）のどちらが強いかを比較する目的で実験が行われています。

この実験では、ラットを２つのレバー（ドアの取手）があるケージに入れ、一つのレバーを押すとコカインが静脈注射され、もう一つのレバーを押すとサッカリンの入った水を20秒間だけ飲めるような仕組みを作って実験しています。するとほとんどのラットはサッカリンの入った水を飲むレバーを多く押したという結果が得られたのです。サッカリンは砂糖の200倍以上の甘味があるカロリーゼロの人口甘味料です。コカインは中枢神経を興奮させて強い快感を得るので薬物依存症（薬物中毒）になりやすい覚醒剤です。サッカリンの代わりに砂糖でも同じ効果でした。サッカリンに対する嗜好はコカインの投与量を増やしても変わらず、コカイン中毒になったラットを使ってもサッカリンの方を選ぶという結果が得られました。つまり、この実験結果は、甘味に対する中毒はコカイン中毒よりも勝るということを示しています。

ラットやヒトを含めて多くの動物において、甘味に対する味覚受容体は砂糖の少ない太古の時代の環境で進化したため、高濃度の甘味物質に対しては適応できていません。現代社会において日常的になっている砂糖が豊富な食事によって味覚受容体が過剰に刺激されると、脳において過剰な報酬シグナルとなるので、自制のメカニズムを超えてしまい中毒になってしまうのだと、この論文では考察しています。

引用元: 糖質と甘味は中毒になる

まず、糖質は中毒性があるところ。

私もプチ断食（ファスティング）をしていて感じたことは、最初のうちがつらいということ。

きっと、糖質が中毒性があるためだと思います。

ただ、日がたつにつれて、不思議なことに空腹になれていきます。

なれてくると、空腹でも食べなくても大丈夫になっていきます。

そして、糖質は、コラーゲンなどのタンパク質と結合するとAGE（終末糖化産物）というものになります。

これが、血管を「ボロボロ」にしてしまいます。

糖尿病は血液中に糖が増える、AGEも増える、そのため血管が「ボロボロ」になるので、指先などが壊疽したり、失明したりするのです。

糖質は・・・やばいです。

ただ、糖質は先程のミトコンドリアの説明のところでも述べましたが、真っ先にエネルギーにできるので、とても効率の良いモノです。

食べ物が少なかった時代にはとても良い栄養素でした。

しかし、これだけ飽食の時代には糖質の悪い部分が目立ってしまいます。