「ほりえもん」堀江貴文
なにかと発言が「炎上」している堀江貴文氏。
今まで、マスコミに取り上げられている姿しか知らなかったが、しくじり先生をみて興味を持ち、いまでは、メルマガ会員になり、質問コーナーで質問するまでになっている。
なぜ、そこまでになったかというと、
ライブドア時代の「ほりえもん」のことは、マスコミの報道でしか知らず、世間一般の人がもっていた「印象」と同じ印象を私ももってきた。
しかし、最近の出演しているTVを観て興味をもち堀江氏のだしている書籍をいくつか読むうちにいつの間にかメルマガの質問コーナーで教えを乞うまでになっていた。
そのいくつかの書籍のうちで一番よくホントウの堀江貴文氏の人物像を理解できるのは、「ゼロ」ではないかと思っている。
ゼロ 著者 堀江貴文
内容は、自分の幼少期から今までの半生。
その「つどつど」に何を考えてきたか、そしてあの「ライブドア事件」での拘置所暮らしのことが書かれていた。
この、近畿大学での卒業式でのスピーチの内容も書かれている。
スティーブジョブズといい、ITに詳しい方は、大学の卒業式でスピーチするものなのだろうか・・・
「スティーブジョブズ」スタンフォード大学卒業式講演
ゼロ (もくじ)
第0章 それでも僕は働きたい
- すべてを失って残ったもの
- 嗚咽号泣した孤独な夜
- いまこそ「働くこと」を考えたい
- カッコ悪さもすべて語ろう
第1章 働きなさい、と母は言った ── 仕事との出会い
- 父と母のいない風景
- 胸元に包丁を突きつけられた日
- たった1度の家族旅行
- 情報は自らつかみ取るもの
- 「あなたの居場所はここじゃない」
- 刺激と仲間を求めて
- コンピュータとの運命的な出会い
- 働くことの意味を実感した日
- 気づいたときには落ちこぼれ
- ここから抜け出すには東大しかない
- 勉強とは大人を説得するツールだ
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ ── 迷い、そして選択
- 大学生活のすべてを決めた駒場寮
- どうして東大に幻滅したのか
- 僕はまったくモテなかった
- あなたが仕事や人生に怖じ気づく理由
- 「小さな成功体験」を積み重ねよう
- 挑戦を支える「ノリのよさ」
- 「このままではこのまま」の自分に気づくこと
- インターネットとの出会いから起業へ
- 激動の10年間をくぐり抜けて
第3章 カネのために働くのか? ──「もらう」から「稼ぐ」へ
- あなたは何のために働くのか
- お金から自由になる働き方
- どんな仕事にも「やりがい」はある
- 仕事を好きになるたったひとつの方法
- 「やりたいことがない」は真っ赤な噓だ
- あなたも必ず起業できる
- 会社は潰れても人は潰れない
- 通帳ではなく自分に貯金する
- お金よりも大切なものとは?
- ゼロの自分にイチを足す
- 積み重ねた「イチ」の先に見えてくるもの
- やりたいことは全部やれ!
第4章 自立の先にあるつながり ── 孤独と向き合う強さ
- 苦しいからこそシンプルに考える
- あなたはほんとうに「自立」できているか
- 父から届いた1枚の手紙
- 孤独と向き合う強さを持とう
- 仲間の意味を教えてくれた社員たち
- ゼロを貫く「諸行無常」の原則
- 成長のサイクルに突入しよう
- 僕は世の中の「空気」を変えていきたい
第5章 僕が働くほんとうの理由 ── 未来には希望しかない
- 塀の中にいても、僕は自由だった
- 働くことは自由へのパスポート
- 消えることのなかった死への恐怖
- 有限の時間をどう生きるのか
- 人生には「いま」しか存在しない
- 飽きっぽさは最大の長所になる
- テクノロジーが世界を変える
- 僕が宇宙をめざすわけ
- ゼロからイチへの試金石はどこにある?
- 絶望しているヒマなどない
おわりに
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「ゼロ」堀江貴文を読んで(まとめ)
アイデアは頭の中からひねり出す時代から、インターネットで検索し、組み合わせる時代になっているのだ。
そこで勝負を分けるのが、スピードと実行力である。
手持ちのアイデアを、いかに具体的な行動に落とし込めるか。そのために一歩踏み出す勇気を持ち合わせているか。
口先のアイデアを披瀝しても、なんら評価の対象にはならない。アイデアを実行に移し、誰よりも早く形にできた人だけが評価される。
飽きっぽい人の持つ「惚れる力」は、その突破口になる。
無節操だと批判されても、行き当たりばったりだと批判されても、勝手に言わせておけばいい。誰よりも早く動き出し、形にしてしまおう。
引用元:ゼロ