家計の足しに「仕事」を探している人は、多いのではないでしょうか?
現在、空前の「売り手」市場で、いろんな仕事の求人情報が出ています。
しかし、子供が小さかったり、介護があったり、なかなか時間を拘束された働き方が、難しい人が多いのが実情です。
小さい子がいて、時間を拘束される働き方が難しい、介護があって、働きに出られない、職場の人間関係で頭を悩ますのは嫌だ、そんな人に人気なのが、クラウドソーシングです。
クラウドソーシングとは、
従来、アウトソーシングという形で企業などが、外部に専門性の高い業務を外注するというトレンドがあった。しかし、昨今では、インターネットの普及により社外の「不特定多数」の人にそのような業務を外注するというケースが増えている。それらを総称し、クラウドソーシングと呼ばれている。知的生産力やコンテンツなどを、多数の人々から調達・集約し、事業成果を得ることを目的にしている。
引用元:Wikipedia
出典元:ランサーズ
このクラウドソーシングを使って、仕事をします。
実際には、仕事を発注したい人(企業)と、仕事をしたい人のマッチングをしてくれるサイトに登録し、仕事をします。
今までのアルバイトや、パートと大きく違うのは、納期や、期日はあっても、決まった時間を、拘束されることがないことです。
しかも、クラウドソーシングサイトに出ている仕事は、パソコンがあれば出来る仕事が大半なので、時間・場所に縛られない働き方が出来ます。
パソコンスキルは、文字を打てる程度でも、かなりの案件の仕事があります。
もちろん、プログラミングだったり、コードを書けるスキルがあれば、報酬のかなり高い仕事を得ることもできます。
文字入力が出来る程度のスキルでも、時間に直すと、アルバイトやパートで得られる時給よりも「高い」仕事はいくらでもあるので、いつの間にか「パパの収入」を越していたなんてことも・・・
実際にクラウドソーシングサイトのランサーズで、「仕事の発注」をしているので、クライアント側からの視点も交えて、「クラウドソーシングサイトへの登録~報酬の受取りまで」詳しく解説、アドバイスしたいと思います。
クラウドソーシング
実際にランサーズで、どんな仕事ができるかと言うと。
出典元:ランサーズ
現在、277ジャンルの仕事から、自分のスキルに合わせて、仕事を選ぶことができます。
プログラミングや、コードを書くなど、高いスキルがあれば、報酬も高くなります。
ただ「体験談」を書いたりする、スキルもさほど必要としない仕事(案件)も、相当数あるので、自分のスキルにあった仕事を、見つけることができます。
相場としては、
出典元:ランサーズ
現在「求人」で検索をかけている人が、月間約11万人、「クラウドソーシング」が月間3.3万人なので、仕事を求めている人の約1/3が、時間・場所に縛られない働き方を探しています。
クラウドソーシングサイトの登録
クラウドソーシングサイト大手のランサーズで、説明していきます。
ランサーズは、業界大手で、官公庁、大手企業、個人まで、様々な仕事が出ています。
記事を書いている時点で、1,254,711件の仕事が出ていました。
ランサーズ(公式ホームページ)から、無料会員登録に進むと、メールアドレス、パスワード、ユーザー名を設定するページになります。
ここで、「登録」が済むと、メールが送られてくるので、そこにある[確認用URL]をクリックすることで、登録確認が完了します。
これで、登録は完了となりますが、大事なのは、「プロフィールの編集」です。
マイページの右上で、編集できます。
出典元:ランサーズ
「プロフィールの編集」で、スキル、経歴・資格、ポートフォリオなど編集できるのですが、クライアント側から言わせてもらうと、ここが非常に大事なところです。
クライアント(仕事の発注側)は、その仕事を頼む時、お金がかかります。お金をかけてまで頼むのですから、クライアントにとっては、大事な仕事です。
大事なことを頼むわけですが、主に仕事は、メールのやり取りです。面接をするわけでもないので、相手がどんな方か、わからなく、とても不安です。ちゃんと仕事を、期日までにこなしてくれるのか、仕事の仕上がりは、思った通りになっているのか・・・不安は尽きません。
ですので、クライアントは、プロフィールを良く確かめます。
その中でも、ポートフォリオに過去の実績等、載せてもらっていると、大変参考になります。
「百聞は一見にしかず」と言うことわざがありますが、まさに、その通りで、クライアント側が求めている、仕事の仕上がりがになるかどうか、ポートフォリオで確かめます。
ただ、初めての挑戦だと、ポートフォリオに載せることは、無いかと思います。そんな時は、スキル、経歴・資格など、プロフィールに書きこめるところは、すべて埋めておくようにしましょう。
クライアント側も、プロフィール欄が充実していると、「やる気のある人」と認識します。
お願いする仕事の内容にもよりますが、出来れば、同じ人に「継続」して仕事を頼みたいと、クライアントは思っています。
同じ人に「継続」して仕事をしてもらっていると、とても「楽」です。
こちらの指示も的確に伝わりますし、何より、相手のスキルも把握しているので、仕事の仕上がりが、自分のイメージと、かけ離れることがありません。
ですので、「継続」しての仕事は、クライアント、仕事を受ける側(ランサー)、双方にとってのメリットです。
マイページのウィジェット(側面)で、プロフィールの充実度が、確認できるようになっています。ぜひ、100%になるように、書きこんでいってみて下さい。
出典元:ランサーズ
登録は簡単。仕事を受けるとき、重要になるのが「プロフィール」欄なので、プロフィル充実度100%目指してガンバリましょう。
仕事の受注
仕事の受注は、いろいろな方法があります。
出典元:ランサーズ
ただ、登録のところで述べた、プロフィールを充実させておくと、クライアント側から、声をかけてきてくれます。
私も、相談するからメッセージを送り、仕事を受注可能かどうか、相談させてもらい、可能のようだったら依頼するようにしています。
出典元:ランサーズ
仕事の受注のところで、注意点があります。
- 返信はすぐに
- メッセージの書き方
返信はすぐに
あたり前のことと、思うかもしれませんが、実際に相談するから、メッセージを送っても、返信がない、返信が大変遅いと言うことが、かなりあります。
もし、現状忙しくて、仕事を受けられなくても、そのことを、すぐに返信しておくだけで、「またの機会に、お願いしよう」と、思ってもらえます。
返信がない人に、クライアントとしては、怖くて仕事が出せません。
仕事にもよりますが、納品してもらってからも、クライアントは仕事が続いています。
例えば、サイトの記事を発注していたとします。記事を納品してもらってからも、「記事のチェック」「アイキャッチ画像などの挿入」「サイトへのアップ」など、やることはいっぱいあります。
これが、納期になっても納品されない、メッセージでどうなっているか、聞いてみても、返信がないだと、計画が狂ってしまいます。
もしも間に合わないなど、何かあれば、相談してもらえれば、何かしら対処のしようがあります。
連絡がない、連絡しても返信もない・・・というのが一番困ります。
とにかく、返信は、すぐにしておくことを、おすすめします。
メッセージの書き方
基本的に仕事のやり取りは、メッセージ(メール)です。
このメッセージの書き方で、あなたの「ビジネススキル」が、はかられています。
難しい言い回しや、メールフォーマットを使えと言っているわけではありません。
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○○ 様
いつもお世話になっております。
ご依頼いただきました、○○の件ですが~
よろしくお願いいたします。
自分の名前(ユーザー名)
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この程度で構わないので、メッセージの書き方は、気を使った方が良いです。
たまに、友達とのやり取りのようなメッセージをもらいますが、クライアントとしては、仕事を任せて良いか、心配になります。
以上、2点、仕事の受注のところで、気をつけた方が良いところです。
仕事を受注してから、完了までの流れです。(プロジェクト形式・固定報酬制)
出典元:ランサーズ
- エスクロー入金
- プロジェクトのスタート
- ランサーから仕事完了報告
- 支払確定
- プロジェクトの終了
これは、クライアント側の流れですが、お仕事をする側は、
- 仕事を「探す」
- 仕事が決まったら、相手からの仕事依頼を「承諾」する
- 相手が「仮入金」を行ったら、実際に仕事にとりかかる
- 完成したら、データの場合、「アップロード」する
- クライアントに完成した旨を連絡し、確認してもらう
- クライアントから、確認したので「完了報告」をするように言われる
- 「完了報告」すると、クライアントは支払確定処理をしてくれ、評価をつけてくれる
- クライアントの評価をし、お礼を述べる
これが、一連の流れです。
仕事が終わったら、納期に関わらず、早めに連絡し、修正が必要な箇所はないか、確認してもらいましょう。
修正箇所が多い場合、納期に間に合わなくなる危険性があります。
仕事の受注は、相手が見えないクラウドソーシングだからこそ、ビジネスマナーに気をつけましょう。
報酬の受取り
出典元:ランサーズ
ゆうちょ銀行か日本国内の銀行に、振り込みをしてくれますが、楽天銀行は、振込手数料100円ですが、他の銀行は、振込手数料500円かかりますので、楽天銀行の口座を作っておくことをおすすめします。
1,000円以上から、出金できます。ただ、振込手数料がかかるので、出金方式を「キャリーオーバー方式」に変更しておいて、ある程度、報酬が貯まってから出金することをおすすめします。
まとめ
インターネットの発達で、今まででは、考えられないような、時間・場所に縛られない働き方が、出来るようになりました。
どこに居ても「価値」を世界中の人に、提供できる時代です。
もし、いろいろと「制約」があり、働きに「出る」ことを、ためらっているようだったら、ランサーズに登録しておくことを、おすすめします。
登録し、プロフィール欄を充実させておくと、良い仕事が「やってくる」かもしれません。
仕事をこなしていくうちに、スキルも上がっていくので、気づいた時には「パパの収入を越していた」、なんてこともあるかもしれません。
クラウドソーシング以外で、世界中の人に「価値」を提供する方法を、「定年後は、趣味をお金に換えられる「ストックフォト」と・・・で、収入源を。」の記事で、詳しく書いているので、そちらも参考にしてみて下さい。